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コピペではなく写経を

コピペではなく写経を

写経から始めるのが効果的!

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プログラミング学習は「急がば回れ」

技術力は度外視で動くシステムを急いで作る必要があるなら「コピペ」という最強の手段がありますが、それでスキルアップすることはないでしょう。コードを見ただけで完璧に覚えられるなら別ですが、コピペに頼るようになるとプログラマーとしての成長は望めないかもしれません。これは、英語の構文や数学の公式をただコピペしても覚えないというのと同じことですね。普通の学習とプログラミング学習の違うところは、コピペでも作業が成立してしまうというところですが、Webプログラマーとしてもっと大きく成長していくつもりなら、コードを地道に書くという作業をとにかくこなしていくことが絶対的に必要でしょう。

写経のススメ

プログラミング学習の参考書を丸写しする「写経」は、やってすぐに効果が現れる方法ではないかもしれませんが、続ければ続けるほどにその効果を実感できるオススメの学習方法です。コードを写すことで正しい型を手で覚えることができるので、独学であれこれと試すうちに自分流の癖がついてしまうのを防ぐこともできますよ。「書く」ことに集中していれば自然と「読む」力もついてくるので、まずは参考書を読破してから書いてみるというよりも効率的です。写経に慣れてきたら、コードを外したり足したりして変化を試してみると良いかもしれませんね。

素材は公式のものを使う

気をつけたいのが写経の素材です。参考書などの書籍なら良いのですが、個人のサイトに公開されているコードを手本にしてしまうと、そのコードを書いた人の癖をそのまま継承してしまいます。そうすると、せっかく写経という方法でプログラミングを学習するメリットが半減してしまうので、必ずソースのあるものを手本にしましょう。また、書籍などを選ぶ際は、背伸びして難解なものを選ぶのではなく、自分のレベルにあったものを選ぶようにしましょう。わかるようになってきたらレベルアップすればいいだけなので、無理をして先に進めようとしないほうが高い学習効果を期待できます。

コードがわかってきたらアプリを作ってみよう

コードはいわばパズルのピースのようなもの。ピースをある程度集められたらそれらを形にしていく作業に入りましょう。これにピッタリの素材がアプリです。どんなアプリを作るかをまず考えなければなりませんが、ゲームなどで良いのでとにかくコードをつなぎ合わせて一つの作品を完成させるべく試行錯誤してみましょう。アプリ作成に関しても、写経と同様にいきなりハイレベルなものから始めるのではなく、ごく単純なアプリから始めるようにすると、スムーズにレベルアップしていくことができます。時間がかかりそうな方法に思えるかもしれませんが、基礎に手間をかけることが後からじわじわと効いてくるはずです。

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